健康ライフ清水

ドライアイの原因と改善法

xf4045180629x「最近、目が疲れやすい気がする…」それはドライアイが原因かもしれません。涙の量が不足したり涙の成分が変わったりする病気で、ドライアイが進行すると視力の低下や目の痛み、乾燥によって角膜がはがれる角膜上皮剥離などを引き起こす可能性があります。

ドライアイの原因として挙げられるのが、パソコンの長時間使用。画面を集中して見ていると、ふつうは1分間に20~30回程度しているまばたきが4分の1まで減ってしまうといわれています。まばたきの回数が減ると、目の表面を涙で保護することができなくなり、目が傷ついて視覚障害を起こすこともあります。仕事中パソコンを見ていることが多い方は、特に意識してまばたきするのが大切です。

また、エアコンもドライアイの大敵です。身体にとっては快適な温度でも、エアコンによって湿度が下がって室内が乾燥していることが多いからです。特に冬の暖房は室内が乾燥しやすく、気温5℃・湿度50%の室内をエアコンで23℃まで上げると湿度は20%以下になってしまうのだそう。1日の大半の時間を過ごす場所が乾燥していると、当然ながら目も乾燥してきます。目を守る働きがある涙は風や湿度といったまわりの環境に大きく影響されるので、エアコンをかけるのであれば風向きと室内の乾燥に注意しましょう。湿度は50%前後に保つのが理想的です。

そして、コンタクトレンズユーザーは非ユーザーに比べてドライアイになりやすいと言われています。その理由は涙の量。コンタクトレンズは涙の力を利用して目の表面に浮かび、視力矯正をします。その分、コンタクトレンズをつけていると涙が吸い取られたり、蒸発しやすくなったりするので涙の状態が変化しやすく、ドライアイになりやすくなってしまうのです。コンタクトレンズ障害の約90%にドライアイの症状が見られるため、コンタクトレンズユーザーは特に注意しなくてはいけません。出来るだけ目にやさしいコンタクトレンズを使うようにしましょう。おすすめなのはWAVEというコンタクトレンズ。ワンデータイプのウォータースリムにはヒアルロン酸の2倍以上の保湿力を持ったMPCポリマーを配合し、レンズそのものをうるおいでコーティングしています。水分に含まれた酸素も届けやすく、目への負担が和らぐのもポイントです。

このように、ドライアイの原因は私たちの身近なところにあります。現代人はどうしても目を酷使してしまいがち。疲れ目の症状が出てきたら無理せず休息をとるなど、ドライアイにならないような対策をとるのが大事です。

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