様々なダイエット方法が発案されている中でも、炭水化物ダイエットは非常に注目されているダイエット方法だと言えます。炭水化物を減らすことで簡単に痩せられると評判になり、世界中のセレブリティをはじめ、多くの人が実践しています。ダイエット効果のみならず健康効果が得られているからでしょう。
しかし、このダイエット方法には注意点がいくつかあります。炭水化物というのは、糖質が多く含まれているとされています。糖質は人が活動するためのエネルギーでもあり、太る原因だともされていました。
しかし、糖質が減ってしまうと筋力が落ちやすくなり、脳の活動もおろそかになってしまう可能性があるのです。これにより、ストレスがたまりやすくなったり、病気の原因となってしまうこともあります。炭水化物を摂取しない状態が続くと、せっかく健康のためにダイエットをしても、逆に不健康になってしまうこともあるのです。
ほかにも、ストレスのせいで暴飲暴食をしてしまったり、ダイエットに成功してもリバウンドしてさらに太ってしまうなんてトラブルや失敗が起こることもあります。炭水化物をまったく摂取しないというやり方ではなく、自分に合ったペースで出来るだけ量を減らしたり、炭水化物を少ない食品に置き換えるといった手段を取ることが重要だと言えます。
極端に、炭水化物を全くとらないと血糖値が下がりすぎてしまいます。また、体内のエネルギーが不足して衰弱してしまうので絶対にNGです。何事も適度にということですが、それでも日本人にとっての主食、お米はちょっとでは満足できないという人も多いのではないでしょうか。
そのような時には、玄米などの低GI食品を食べればいいのです。低GIとは、食後の血糖値の上がり方を指し、それが緩やかなために、脂肪を溜め込みにくいとも言われています。低GI食品は、玄米や胚芽米、ライ麦パンや大豆、りんご、オレンジなどが有名です。私も、主食は玄米ご飯に納豆というパターンが多いのですが、やはり太りづらいという実感はありますよ。