健康ライフ清水

腎臓病の食事療法とは?

健康・食事

腎臓は私たちの体に左右2つあります。
体調を保つために重要な働きをしている内臓です。
体に不必要な老廃物を尿として体外に排泄するなど体全体を管理調整するような司令塔の役目をしています。

只、いったん機能が落ちてしまうと水分や老廃物を排出できなくなり、むくみやだるさ、動機、頭痛といった症状がでて日常生活にも差し支えがでるようになります。
一度壊れた腎臓は元には戻りません。
治療しないでおくと、腎炎や腎不全、ネフローゼ症候群などの腎臓病にすすみますので、薬物療法と併せて食事療法が必要です。
症状によって違いますが、基本的に良質なタンパク質を適量とることが大切です。

塩分が割合多い加工食品は出来るだけ避け、良質なタンパク質や塩分を控えにするのが特徴です。
本来、血や肉となるタンパク質は三大栄養素の一つで体に必要なものですが、腎機能が低下した人が多く摂取すると腎臓に負担がかかります。

又、必要に応じて、リンやカリウム・水分の制限を行う必要もあります。
注意しないといけないのは、カロリーを少なくするという事ではありません。
1日の摂取カロリーを守り、減らした分は、脂質と糖質で補う必要があります。

弱った腎臓を回復させるには、適度な運動と休養が必要です。
体を冷やさないように夏の冷房等は温度設定に気をつけましょう。
腎臓病になってしまうと、血圧が異常値をきたしたり、老廃物をおしっことして体外に排出できなかったりするわけです。

30万人以上の腎臓病患者が日本にはいると言われます。
もし、周りにもそのような方がいたり、家族に腎臓病の人がいる場合は正しい知識でサポートしましょう。

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